1-5 世界が認めた特許ソフケンフレーム
世界12か国で特許を取得、
カナダで合弁会社も
現在のソフケンの主力商品は「フレーム」とのこと。ですが。「特許」のおかげで、海外展開があったと。
はい。国際特許も取得して、ドイツ、フランス、アメリカをはじめ世界12ヶ国で権利化することができました。その後、カナダでは、現地会社と合弁会社を作って成功しました。
よい品は国境を超えるんですね! カナダの会社、見に行ってみたいです。
カナダでは、現地会社と合弁会社を作って成功しました。
カナダの合弁会社はね、現地企業の要望で、株式は売却しています。海外取材したかったかな?(笑)
あら。カナダ取材、残念(笑)。 それにしても、アイデア商品ユビラークから始まって、海外で株式を売却できるほどの会社が生まれたなんて、すごいことですね! 特許って大きな結果を作るんですね。 そもそも、「海外特許」を取ろうと思った理由はなんですか?
日本で特許が取れたものなら、海外でも通用するのではないか。特に、額縁というのは、日本以外の国でも使われる商品です。文化的に受け入れられる背景がある、だったら挑戦してみたい!と思ったんですよね。
海外特許ってどのように申請するんですか?
カナダでは、現地会社と合弁会社を作って成功しました。
日本の特許庁に、各国への申請代行を申し込むわけです。もちろん、予算がかかります。ユビラークのおかげで、その金額が捻出できて、挑戦できたというわけです。
海外の特許が取れてよかったことは?
やはり、その国で「価値が認められた」ということにつきます。日本だけでなく、この仕組みが評価されたことに、ものづくりの喜び、誇りを感じます。 カナダの会社がうまくいったのも、特許を取得したオリジナル商品の価値が認められたことが発端ですしね。
そうなんですね!日本発、海外へ。ソフケンは、若いベンチャー企業に希望を与える大先輩ですね! ありがとうございました!
引き続き「1-6 何ができるの? グリップフレーム その1」をご覧ください。