選挙カー用の看板を布とアルミフレームで製作しました。
自家用のSUVが選挙カーに!?
ご本人所有の自家用車でも、ソフケンのファブサインフレームで、選挙カー用の看板を設置することができます。
ご縁があって、選挙カーの上に載っている看板の製作を承りました。
軽量なアルミフレームを箱型に組み立て、看板面はファブリック(布)を使用することで、軽量かつ再利用可能な選挙カー用看板を製作しました。
アルミフレームは、ソフケンのファブサイン用フレームを使用しています。大型のサインディスプレイで定評のあるアルミフレームです。金具と樹脂製パーツで各フレームを連結させ、長方体形状を実現しました。
ファブリックは、軽量であること、色彩の再現性が高いこと、照明の光や対面の写り込みが少ないことなどの特徴を有し、大きなビジュアルを展開する商業施設などを中心に広く普及しています。
本設計では、ファブリックを、四方面だけでなく天井面への設置も可能としています。歩道橋やマンションのベランダから見下ろした時の存在感は圧倒的です。
また、ファブリックは遮音性が低いため、スピーカーを内側に設置することができ、候補者のお名前や顔写真を全面にアピールすることができます。
選挙カーの使用は、公職選挙法施行令に基づき、以下の条件を満たす必要があります。(1)乗車定員10人以下の乗用自動車または四輪駆動式自動車(2)車両重量2トン以下(3)オープンカーのような構造ではない。
最近の選挙カーは多様化しており、従来のワンボックスタイプだけでなく、ミニバンや乗用車、軽自動車なども使用されているようです。
本フレームは、設置車両に合わせた専用設計となります。設置車に制限はありませんが、既製品のルーフキャリアが取り付けられていることが条件となります。
この製品は、2023年4月に行われた統一地方選挙における選挙活動で実際に使用されました。期間中、雨風の強い日もありましたが、トラブルはなく、候補者は上位当選を果たすことができました。
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